のりもの以外のアレコレ

超小型PC「ZOTAC ZBOX nano AD-10」 その③

最大の難関、AMD用AHCIドライバの当て方。

①ZOTACのHPから、ZBOX nano AD10用のAMD AHCIドライバをダウンロードし、分かりやすい場所に解凍しておきます。

②レジストリエディターで以下の手順を踏みます。
HKEY_LOCAL_MACHINE→System→CurrentControlSet→Services→msahci
と進んで、msahciの値を編集。
デフォルトだと「3」になっている(=IDEモード)ので、ココを「0」(=AHCIモード)に書き換えてやる

「有効にするには再起動しろ」と言ってくるけど、しません。(重要)
この時点ではMicrosoft製のAHCIドライバが当たった状態になっていて、ココで再起動をかけてしまうとAMD製チップセットが動作せず、「Windowsを起動しています」の画面の所で再起動を繰り返すことになってしまいます。万が一、やっちゃった場合はBIOSメニューで起動モードを「ネイティブIDE」に書き換えて②からやり直しです。

Ahci1「コンピュータの管理」→「デバイスマネージャ」と開いていくと、「IDE ATA/ATAPIコントローラー」の所に「Standard AHCI Serial ATA Controller」というのが出現しています。(②の手順で有効化したMicrosoft製の標準AHCIドライバ)
こいつを、①でダウンロードしたAMD製ドライバに置き換えてやります。


Ahci2_3プロパティ→ドライバの詳細で入り、「手動でコンピュータ内を検索」を選び、①でダウンロードしておいたドライバが格納されているフォルダを指定してやると、後は自動で走ります。


Ahci4無事にドライバが当たった状態。
AMD用ドライバは、「IDE ATA/ATAPIコントローラー」ではなくて、「記憶域コントローラ」の所に入ります。
ここまでできたら、再起動してOK。念のため、BIOSメニューでもAHCIモードに変わっている事を確認すると良いでしょう。


ワタシの環境下では、エクスペリエンススコア上のHDD転送速度の数値は変わりませんでしたが(SATA-HDDなんで)、システム全体としての通信速度が改善するのか、グラフィックのスコアが0.1好転しました。

この話は以上でだいたい、おしまい。
コメント欄に質問されても、よっぽど気が向かない限りはお返事しませんのであしからず。ワタシでなくてGoogle先生に聞いて下さい...
BIOSとレジストリの編集は自己責任でお願いしますね!!!

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超小型PC「ZOTAC ZBOX nano AD-10」 その②

このPC、セットアップ時にいくつか留意しておくべき事項があります。
私自身の備忘録として、また、情報を探してココに来られる方のために、少し整理して載せておきます。

1)OSインストール前、USBマウス&キーボードは使えるが、USB3.0ポートは使えない
ZBOXのBIOSが持っている機能とWindowsのインストールCDで使える機能はデフォルトでも使えますが、本体にあるUSB3.0のポートとカードリーダーは、OSインストール後にドライバを当てないと使えません

何を言っているのかというと、
ZBOXにはCD/DVDがありませんから、OSインストール時にはUSB接続のCD/DVDを使うことになるのですが、USB3.0のポートに繋いではダメです。どうも、BIOSでは一旦「USB2.0」として認識するようなんですけど、WindowsのインストールCDのドライバでは全く認識できないらしく、CD/DVDをUSB3.0ポートに繋いでいると、インストールが途中で止まります
となれば、使えるUSB2.0ポートは2つしかないので、USBキーボードとUSBマウスを同時には使えない、ということになります。

2)メモリは8GBをちゃんと認識する
ZBOXの公称スペック上では、AD-10のメモリは「DDR3-1066・4GBまで」となっていますが、DDR3-1333の8GBでもちゃんと認識してます。BIOS上でも確認済。海外のZBOXサイトによれば、DDR3-1333はオーバークロック対応らしいです。

3)起動時、BIOSメニューに入るにはちょっとコツが要る
天板の照明のON/OFFや、IDE/AHCIの切り替えなど、ZBOXの場合、BIOSメニューにはOSインスト初期に用事が結構あるんですが、上手く入れません。
キーボードにもよるんでしょうが、ワタシの環境(USB無線接続)では、DELETE押しっ放しでは入れず、「ピッ」とビープ音がするまで細かく連打する必要がありました

4)AMDのAHCI導入は、かなり難しい
SATA2以上のHDDやSSDの性能をフルに発揮させるには、AHCIドライバを入れないといけません。特にAD10では、Intel版ではなくAMD版のAHCIドライバをしっかり当てないとダメです。
ZOTACのHPには、AMD版のAHCIドライバが置いてあります。しかし、肝心の「当て方」の説明が全くありません!インストールCDには「AMD用チップセットドライバ一式」が収録されていますが、ただインストーラを走らせただけではドライバが当たりませんこれには、かなり手こずりました。後日、「その③」でやり方を公開します。

後日談として、さらにSSD換装までやったのだけれど、各社SSD用のドライバの当たり方次第でもやり方が変わってくるようで...なかなかに奥が深いです。

この話、まだ続く。

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超小型PC「ZOTAC ZBOX nano AD-10」 その①

実は現在、腰を痛めてましてね...

バイクに乗れない週末に、インドアなおもちゃで遊んでみました。

このところ妹や弟にサブPCを強奪されてしまい、手元にはHDDやメモリが半端に残ってました。こいつらを活用してメディアプレイヤー的な小型PCを組みたいなぁ、と思っていました。
安く組むならAMDかなぁ...寝室に置く事になると思うから、ミニタワーでもデカ過ぎるなぁ...とか、漠然と考えてましたが、

夜中にAmazonを眺めていると、面白そうなモノを発見!


Zbox01買っちゃいました。
台湾ZOTAC社のベアボーン、「ZBOX nano AD-10」です。お値段、Amazon特価、21,634円なり。

CPUはAMD E350(デュアルコア・1.6GHz)。Atomよりも高性能で、また低価格CPUの割には内蔵グラフィックが結構高性能だと言われる品です。
シリーズには現時点で3タイプのバリエーションがあり、最安バージョンはVIAの1.2GHzデュアルコア、最高値バージョンはCeleron1.3GHzデュアルコアを搭載。それぞれ5千円程度ずつの値差が設定されています。

調べてみると、性能的には最安値バージョンのVIA版が評価が高い...んですが、どうも「OSインスト時はメモリ量を2GBまでにしておかないと上手く行かない」「各種ドライバが上手く当たらない」など、マイナーCPU特有の問題を多く抱えているようです。
一方で最高値のセレロン版は、値段差ほど優位でもないらしい。なので、今回は真ん中のAMD版をチョイスしてみました。


Zbox02さっさと開封し、手持ちのHDD・メモリを組んでみました。
CDケースほどの投影面積しかないのに、11g/n無線やらHDMI、USB3.0、マルチカードスロットまで内蔵している優れモノですヨ。

通電時は、天板に「○」型の照明が浮かび上がります。(コレが結構な明るさなので、後日BIOS設定で常時OFFにしました)


Zotac12寝室の19インチの液晶テレビの背面にセット。コレができるのが最大のポイントでした。
ほとんどの液晶モニターの背面にあるマウント穴x4に固定できる金具が付属しています。


このサイズでPCとしてのフル機能が使えて(さすがにDVD/BDドライブは外付けになっちゃいますが)、OSもx64版Win7 Ultimateがちゃんと動き、フルHD動画がぬるっと再生できる性能がある、って...ホントに凄いコトだと思います!今回は余りモノ部品やOSを使ったんですが、全部新品で揃えたとしても5万円弱で余裕で収まる。こりゃあ買いでしょう~note


Ahci6参考までに、
HDD:SATA 750GB 7,200rpm
メモリ:PC1333 8GB
OS:Windows7 x64 Ultimate

以上の構成で、エクスペリエンススコアは3.8。CPUがボトルネックだけど、十分でしょう。

グラフィックが4.1、ゲーム用グラフィックが5.7って凄くない?CPU統合型のGPUですヨ、コレ!


心配した「もっさり感」はさほど無く、結構きびきび動く印象です。コレに、動画再生系のソフト・ユーティリティをいくつかインストールし、主に動画プレイヤーとして使います。

マイナーブランド品らしく、マニュアルに記載が無い重大な注意事項があったり、説明書通りだと上手く当たらないドライバがあったり、メーカーHPにドライバはあるものの当て方が全く不明なものがあったり...それなりに手は焼けましたけど、ネットの先人たちの記事を参考に一通り完了しました。しばらくはコレで遊びます。

自分の備忘録としても、いくつか困った経験談を残しておこうと思います。それは、また次回の記事で。

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