« HD XR1200 | トップページ | しばらく閉めます。ごきげんよう~ »

Buell XB12R:テルミ管で車検を通せるか?? 実践編

時が経つのは早いもので...我がBuell XB12Rも初の車検を迎えました。
GW中にある数少ない平日(5/2)を使って、横浜検査場へ出陣しました!
なお、この日は午後に運転免許試験場に行って国際免許ももらって来ねばならず(この記事をアップしている時点、翌日の夕方には出張のため機上の人)、この車検は「絶対にAM中に完了させねばならない」という縛りがついていました。

あれやこれやと改変してますので、ショップになんか頼んだらえらい額になってしまう。なんで、この時点でユーザー車検確定。それに、テルミ製のマフラーをノーマルに戻す作業は超タイヘンなので、絶対に避けたい。今回はタイトル通り、「テルミマフラーのままで車検を通す」が最大のお題です。

以前、車検時はそうなることを想定して、ガス検&音量測定を事前にやっておきました。その時の結果がこちら。
http://dubairider.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/xb12r-d497.html

測定結果 平成22年規制値
近接騒音   103dB 94dB以下
アイドリング時排気 CO 0.02% 3%以下
  HC 30ppm 1,000ppm以下

音量以外は余裕でパス。なので、バッフルで何とか対策しよう、が基本方針です。
目標-9dBだとすると、排気出口を相当に絞らねばなりません。排圧が大きく変わるとCO/HCにも若干悪さをするのですが、まあこの数値なら配慮は不要でしょう。

もう一つの問題は、排気出口。日本の車両運送法では、側方排気は認められていません。テルミの排気口は思いっきり横を向いているので、要対策です。実際、US向ビューエルの初期型ノーマル管(横排気)が横浜試験場でNG判定を喰らった実例もあるので、要注意です。

Termi_buff01対策その1。
写真のインナーサイレンサーは私のテルミ(EUR 2009年用触媒付モデル)に付属のものです。コレに追い加工、という手も無くはないのですが、-9dBを狙うためには排気口径を大胆に絞る必要あるため、今回は交換します。

Termi_buff02よく用品店で売られているN-Project製の汎用バッフルを加工して使います。色違いなのは...たまたま手元にあったのをいい加減に選んだから!

本当はテルミの排気管内径=φ42.7に近いものが良いのですが、汎用に売られている近いサイズはφ40.5(φ41用、公差0.5㎜)。外周に耐熱アルミテープを巻いてサイズを合わせます。ま、今回はお試しなんで!次回はサイズオーダーでちゃんとしたのを起こします。
この商品の穴径はφ18なので、かなり絞れますが...経験値的に、恐らくまだ足りてません。また、ビチビチと下品な音を出されては心象も悪い。なので、内側にパンチメタルで蓋をします。このパンチメタル蓋、実に効く手法なのですよ、お試しあれ...ココまでやれば、かなり静かになるはず。

Termi_buff03対策その2。
さらに、排気口の向きを変えるため、四輪車用のマフラーカッターを装着します。
エンドパイプ・バッフル関係は「簡単に外せる構造ではダメ」となっていて、一般にはリベット止めでもしないとNGだとか言われてもいますが、私が調べた限りでは「簡単に外せる構造」=「蝶ねじ等、手作業でも取り外しできる締結」を意図しているので、ボルト&ナット固定は総論OKとのこと。この手法(マフラーカッターで排気口の向きを変える)はアメ車の車検で一般的に用いられている手法なので問題ない...はずです。

さて、この状態で臨んだ車検の結果ですが...

一発で合格しました。

いや、正確には、マフラーは引っかかりませんでした。全く意識していなかったハイビームの光軸&光量でNGを喰らってしまい(ドンキで買った「車検対応!HIDに迫る白さ!ハイワッテージH3バルブ」が原因。光量がじぇんじぇん出ない)、急遽手直しのために車検場~自宅~テスター屋を2往復する羽目になったので、車検を終了して新車検証を受領できたのはリミットぎりぎり11:59だったわけですが。

横浜の車検場は、アイドル騒音を試験官が耳で聞いて、「...ん?」と思われて初めて音量測定をされるわけで。この仕様ですでにノーマルマフラーより静かなテルミになっていたためか、音量については実際スルーでした。ってか、ビューエルの場合はノーマルの音量が94dB規制に入っているとは全く思えないけど。
ちなみにH22規制には「欧州法令適合マーク(eマーク)刻印がある輸入車および部品は適合品とみなす」との特例条項がありますので、もし何か言われたらその「ただし条項」の話をしてみようとも思っていましたが、それを確認することはできませんでした。OKだと言われているのに変に挑戦的な態度は取れませんものね...これについてはOK/NG双方の実例がある模様で、どうも試験官の個々の裁量によって判断されているようです。
排気口の向きはチェックされましたが、問題なしでした。

以下余談。
この「お手製静音仕様テルミ」ですが、走ってみると、これはこれで悪くないです。快活に上までビューン!と伸びる感じは薄まりますが、極低速域では逆にトルクが出る印象で、中速域までの回転のつながりが実にスムーズというか、まろやかになります。元々7,000RPMぽっちでレッドに入るようなエンジンなので、不自然に頭打ちになるようなこともなく、ちゃんと全域使えます。

が。

私は「快活に上までビューン!」なビューエルが大好きなので、インナーサイレンサーはテルミ付属品に戻しました。お手製静音バッフルはもう少し完成度を高め、2年後の車検にはVer.2で臨もうと思っています。

|

« HD XR1200 | トップページ | しばらく閉めます。ごきげんよう~ »

Buell XB12R:改造ネタ」カテゴリの記事

コメント

テルミマフラーで車検を見ました。
私はDucati monster1000sなのですが触媒などは車検で問題にならないのですか?
規定値ないでも純正以外通らないと聞いたのですが?
アドバイスお願いします。

投稿: T | 2014年9月26日 (金) 00時07分

車検でのマフラーの扱いは年式によりますが、よく問題になるのは加速騒音関係の方で、触媒はガス検査をパスできれば純正でも社外品でも関係ありません。
(加速騒音は車検場では測定できないので、輸入車なら2006年通関以降のモデルだと、純正かJMCAまたはEEC認証マークのあるマフラー以外は門前払いされます)
どちらかのショップで純正マフラー以外の車検は受けないという話をされたのを拡大解釈されているのかな?と思いますが、その論法では社外製マフラーの「車検対応」というのは全て嘘、ということになりますね。
難しい事を考えるより、車検のためだけならば、ショップに出す場合はそのショップとの付き合いも含めて、ノーマルマフラーに戻して持っていく方が苦労が少ないです。ビューエルはノーマル戻しが大変なので。

いずれにせよ、こういう個人ブログではなく、お住まいの地域の車検場にお尋ねになるのが良いかと思います。

投稿: かっちゃん | 2014年9月27日 (土) 11時38分

ありがとうございます。
勉強になりました。
これからもブログ訪問させて頂きます。
よろしくお願いします。

投稿: T | 2014年9月27日 (土) 17時58分

ありがとうございました。
勉強になりました。
これからもブログ拝見させて頂きます。
よろしくお願いします。

投稿: | 2014年9月27日 (土) 18時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« HD XR1200 | トップページ | しばらく閉めます。ごきげんよう~ »